話題の映画「happy」を鑑賞

国連が今年から制定した「International day of Happiness」（国際幸福の日）を記念して、映画「happy」の無料上映会とワークを開催することになりました。

映画「happy」は、GNH（国民総幸福量）で話題のブータンなど世界5大陸16か国を巡り、心理学者や脳医学者と「幸せになる方程式」を明らかにする旅の物語です。エド・ディーナー、ミハイ・チクセントミハイ、ダニエル・ギルバート、ソーニャ・リュボミアスキー、といった著名なポジティブ心理学者を始めとして、リチャード・デビッドソンのような脳科学者が幸福についての科学的な見解を伝えています。

この映画を製作するきっかけとなったのは、エグゼクティブ・プロデューサーであるトム・シャドヤックがたまたま目にしたNew York Timesの新聞記事でした。そこには国別の幸福度ランキングが示されており、その中で米国は23位。世界で最も裕福な国の一つである米国がなぜトップクラスではないのか、この事実に疑問をもったのでした。

トム・シャドヤックは『エース・ベンチュラ』『ライアー・ライアー』を始めとしたジム・キャリーの映画の成功で有名となり、その後もロビン・ウィルアムズ主演の名作『パッチ・アダムス』で高い評価を得たハリウッドの映画監督です。ビバリーヒルズの豪邸で何不自由ない暮らしを送っていたシャドヤックは、しかしながら富と幸福度の逆説に興味を抱いていたのでした。そこで自ら製作総指揮として出資し、アカデミー賞に二度ノミネートされた監督ロコ・ベリッチにこのドキュメンタリー映画の制作を依頼したのでした。

ワークにより内容理解を深め、共有