ポジティブ心理学の応用研究

 
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ポジティブ心理学の応用

 
「アクマル マニフェスト」---。これは、マーティン セリグマン教授が米国心理学会で「ポジティブ心理学」の始まりとなる宣言をしてから約一年後の年始休暇中に、代表的なポジティブ心理学者がカリブ海にある高級リゾート地アクマルに集まり、今後のあるべき方向性を議論し、その方針をまとめた宣言書です。
 
そこでは「ポジティブ心理学は人が最適に機能することを研究する科学」とし、「個人と地域社会が繁栄するための要素を発見し促進する」ことを目的とすると高らかに宣言されています。また、ポジティブ心理学の今後の応用範囲についても示唆されていました。

  • 職場での関係性やフローの体験、仕事への貢献度を向上する助けをすることで、仕事満足度を上げる
  • 信頼感、コミュニケーションと愛他心を高める条件を整えることで、地域社会を改善する
  • 子供達の内発的動機やポジティブな愛情、創造性を授業で活かすことで、教育の質を向上させる
  • 希望、意味、自己治癒力に焦点をおいたアプローチを開発することで、心理療法を改善する

 
その後十年以上を経て、ポジティブ心理学の研究は期待以上の発展を遂げています。
 
ここではポジティブ心理学の応用が進んでいる4つの分野である「コーチング」「学校教育」「リーダー育成」「メンタルヘルス」の分野における主要研究を紹介します。

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