幸福度の最新研究 ブログ
幸福度に関して、高い注目が集まっています。
ブータン王国の試みであるGHN(国民総幸福量)に注目が集まり、ポジティブ心理学を中心として幸福度に関する研究が発展し、幸せになるための方法が書かれた書籍が書店で陳列され、幸福をテーマにしたドキュメンタリー映画が国内で自主上映されています。
このブログでは、ある意味玉種混合となりかねない幸福度に関する調査で、信頼のできる文献・資料をもとに、わかりやすく解説しました。
最新のブログならびに、最近発刊した幸福度やポジティブ心理学に関する話題の書籍などを、無料ニュースレターにて定期的にご紹介しています。このページ右下からご登録下さい。
PTG(トラウマ後の成長)とは?
リチャード・テデスキ教授
しかしながら、近年の研究では、ストレスやトラウマの経験は、人々にとって良い側面もあることが考えられている(Haidt, 2006)。その一つがPTGであり、この研究の第一人者が米・ノーズカロライナ大学シャーロット校心理学部教授のリチャード・テデスキ博士だ。博士はポジティブ心理学が生まれる前から、人生における大きな危機的体験や大変な出来事を経験するなかで、そのつらい出来事からよい方向、成長を遂げるような方向に変化する人々の調査を行っている。
「危機的な出来事や困難な経験との精神的なもがき・闘いの結果生ずる、
ポジティブな心理的変容の体験」
これがPTGの定義である。
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ポジティブ心理学とは?
マーティン・セリグマン教授
ポジティブ心理学は、個人とコミュニティが反映させる要素を発見し促進することを目指した、
人の最適機能に関する科学的研究である
という定義を伝えている。
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日本がブータンから学ぶべき3つのこと
「国民の幸福を追求する」という国家ブランドをもつブータン王国が話題だ。
日本からの直行便がなく、訪れるのにかなり不便なヒマラヤの小国を旅先にする人が増えているという。実際、当校の受講生のうち二名がGW休暇でブータンを来訪していた。ポジティブ心理学に関心が高いから当然かもしれないが、私も少し驚いた。
ブータンブームのきっかけは、やはりワンチェク国王とペマ王妃夫妻だろう。結婚後すぐに東日本大震災の見舞いのために来日された若くてハンサムな国王と美人王妃は、ブータンの知名度を上げる多大なPR効果があったようだ。さらに「国民の幸福を追求する国」という国家ブランドと「国民総幸福量(GNH)」というGDPに代わる独自の国家指標が、このヒマラヤの小国を差別化している。
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北欧3カ国の人が語る、幸せの秘訣とは?
本田直之さんの著作「LESS IS MORE 自由に生きるために幸せについて考えてみた」の紹介です。
効率的な仕事術、そして最近では住む場所に縛られずに働く場所を自由に選択する「ノマド」と言われるワーク&ライフスタイルを提唱する本田さんだが、「幸せ」について執筆されたのは意外だった。
そしてこの本を書くために、デンマーク、スウェーデン、フィンランドで取材をしている。この北欧3カ国はポジティブ心理学に興味のある人であればご存知の通り、国家の幸福度ランキングで上位の常連国だ。どんな話が聞けたのか、私も興味津々でこの本を買う動機付けとなった。
効率的な仕事術、そして最近では住む場所に縛られずに働く場所を自由に選択する「ノマド」と言われるワーク&ライフスタイルを提唱する本田さんだが、「幸せ」について執筆されたのは意外だった。
そしてこの本を書くために、デンマーク、スウェーデン、フィンランドで取材をしている。この北欧3カ国はポジティブ心理学に興味のある人であればご存知の通り、国家の幸福度ランキングで上位の常連国だ。どんな話が聞けたのか、私も興味津々でこの本を買う動機付けとなった。
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世界各地で開設! ポジティブ心理学の社会人向け課程
幸福度に関する研究を学ぶなら、ポジティブ心理学の学位が取得できる大学院や高等教育機関がおすすめです。
セリグマン教授が設立した米・ペンシルベニア大学大学院、チクセントミハイ博士が教える米・クレアモント大学院大学、ボニウェル博士が立ち上げたイースト・ロンドン大学大学院などが有名です。また、最近では幸福国家として有名なデンマークでも大学院でポジティブ心理学が教えられるようになりました。日本から近い国としてはシンガポールでのThe School of Positive Psychology(当スクールの本校)があります。
ポジティブ心理学でポスト・グラデュエイトの学位を取得されたい方は、参照にして下さい。
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